あなたの会社を「売れる会社」にするために

後継者の不在、資金確保、事業再編、アーリーリタイアなど、経営者が企業売却を選択する理由はさまざまです。しかし、経営者に共通する願いは「従業員を不安にさせることなく、良好な経営状態を維持できる企業に、可能な限り高く売りたい」ということでしょう。愛着のある会社を手放すとき、そのような希望をひとつでも多く実現させるために、覚えておきたいポイントをご紹介します。

「売れる会社」が持っているもの

売れやすい会社には“これ”がある

自分の会社を売りたい。そう決断しても、望むような条件で売れるかは不安ですよね。それでは、実際のところどのような会社が「売れやすい」のでしょうか。

  • ◆安定した利益を見込める事業がある
    安定した事業基盤があり、コンスタントに売り上げのある事業を持っている売り手企業を、買い手企業は、損失リスクが小さく、買いやすい企業と判断します。
  • ◆将来性のある事業がある
    ゼロから立ち上げるより、効率的に新規参入を果たせる事業があるということは、売り手企業にとって大きなセールスポイントであるといえます。
  • ◆シナジー効果が見込める事業がある
    買い手企業が同じような事業を展開している場合、M&Aによって売り手企業と買い手企業の業務効率化が図れ、相乗効果を生み出す可能性があります。
  • ◆その企業だけが持つ強みがある
    特許や著作権、優秀な人材、著名なブランド、優良顧客、高度な技術など、他企業が簡単には手にできない資産は積極的にアピールすることが重要です。
こうすれば「売れる会社」にできる

買い手のメリットを考慮した売り込みを

買い手企業は売り手企業の買収金額が妥当であるか、取引先との関係は良好か、信頼できる経営者か、などを重視します。良好なM&Aに向けての準備には、以下の点を考慮してください。

  • ◆アピールポイントは「買い手側」に立って
    売り手企業の魅力は多岐にわたります。それらを「言いっぱなし」にするのではなく、「わが社は御社にこのようなメリットをもたらします」と、買い手企業にどんな得があるのかを明確にしましょう。
  • ◆財務内容はなるべく把握しておく
    M&Aを進めていく中で、自社の決算書の分析は非常に重要です。また、常に数字を試算表レベルで頭に入れておき、買い手企業から何を質問されても対処できるよう、事業実態を把握しておくのも大切です。
  • ◆買収額決定はアドバイザーと話し合って
    買収額を決める際は、自社への思い入れなどもあるため、どうしても高い評価になってしまいがちです。財務アドバイザーを利用して自社の強み・弱みや金額以外の条件などを明確にし、適正な買収額を見つけましょう。
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